マイホーム計画を始めたけど
「どんな段取りで進めていけばいいかわからない」
「失敗しないハウスメーカーの選び方って?」
と、悩んでいませんか?
実は、どのハウスメーカも打ち合わせの流れって大きくは変わらないんですよね。
なぜなら、土地を決めて、家のモデルを決めて、間取りや家の規模間を決めて
オプションなどを踏まえたうえで、見積を比較して決めていくという
大枠の流れは変えようがないからなんです。
ある程度、どのメーカーも流れはいっしょだぜ!
私は、実際に8社のハウスメーカーを検討して、最終的にミサワホームで注文住宅を建てました。
ただし、大きく提案の流れが異なるハウスメーカーはありませんでした。
検討していくステップは変わらないということですね!
この記事では、ハウスメーカーを決めていくステップを解説していきます。
この記事を読むと、どうやってハウスメーカーを選んでいくか、という
流れを知ることができます。
ハウスメーカー選定の流れを知って、
テンポよくいい家づくりをしていきましょう!
【ハウスメーカ選定】ステップ1 土地を決める!
ハウスメーカーの決め方を知りたいのに土地の話?
と感じるかもしれません。
ちょっと待ってください!
土地が決まらなければ、建てられる家のサイズも間取りも考えることはできないんです。
建築条件や土地の向きといった要因によって
完成する家は変わってきます。
- 建築するには条件がある
- 土地の方角によっていい間取りは変わる
- 隣家の影響を受ける可能性がある
家を建てるためのルールや日当たり、視線など考えないといけないポイントはたくさんあります。
土地が決まらないことには、間取りやそもそもの家の形を決めることもできないんです。
土地を決めるまでに、ハウスメーカの話を聞かないというのは
時間が無駄になりますし、ハウスメーカーが土地を紹介してくれるので
ハウスメーカー選定と土地選びを並行し行っていきましょう!
予算が無限なら別だが、土地から決めるのが家づくりをスムーズに進める秘訣だ!
【ハウスメーカー選定】ステップ2 自分にあうハウスメーカーを考える
このサイトでは、ミサワホームを中心に解説していますが
一社に絞って考えていくという方はごく少数だと思います。
自分に合うハウスメーカーは、家族構成や重点するポイントなど
さまざまな要因で大きく変わります。
コストを優先するのか、機能を優先するのか、デザインを優先するのか
何を優先するのかで選ぶハウスメーカをは変わってくるんです。
一例として、このようなハウスメーカーがあります。
各ハウスメーカーによって、ウリが違うので自分に合うハウスメーカーは異なります。
ハイブランドメーカーが良いと思ったら、画像内の縦軸で比較すると近道です。
ミサワホームは、ハイブランドの中では比較的リーズナブルな立ち位置だと思います。
もちろん機能性も申し分ないので、良いとこ取りをできると感じました。
工務店など一点突破で、アメカジが得意、特殊な内装が作れるなど
とがったポイントが刺さる場合もあるので自分の好みのジャンルを深堀していきましょう。
ただし、工務店はとがった内容が得意な一方で機能性は一段落ちる場合があるので注意です。
機能面が得意な、工務店もあるのでなにを重視したいかを考えていきましょう。
各ハウスメーカーの住み分けの一例をご紹介します。
この表の縦軸を決めてから検討すると、スムーズにハウスメーカの検討が進みますよ。
各タイプをまたぐ場合は、何を求めるかを明確にして検討することをオススメします!
コストパフォーマンスタイプ | 機能特化タイプ | ハイブランドタイプ |
タマホーム | セキスイハイム | ミサワホーム |
アイ工務店 | 一条工務店 | 住友林業 |
OPEN HOUSE | トヨタホーム | 積水ハウス |
AQURA HOME | パナソニックホームズ | ヘーベルハウス |
その他 | その他 | 三井ホーム |
ダイワハウス |
我が家は、縦横全部比較して大変だったぜ…。
得意分野の話のはなしは非常に長くなるので
ジャンル別にまとめたいと思います。
【ハウスメーカー選定】ステップ3 間取りを練りに練る!
ハウスメーカーが絞れてきたら
次のステップでは、間取りを練りに練っていきましょう。
家づくりは、間取りといっても過言ではないくらい
どんな間取りで家を作っていくかが大きく影響していきます。
そのため、妥協せず間取りを考えていくことが大切です。
こちらで詳しく解説しています。ぜひ確認にしてみて下さい。
https://bakusoku-mayhome.com/teteiouryaku_madori_5step/
間取りは、この4つのポイントをおさえて
考えて進めていきましょう。
- 必要な部屋を書き出して坪数を計算する
- 生活動線をシミュレーションする
- 間取りは組み合わせて使う
- 何回でも書き直す
必要な要素を書き出して、生活動線を細かくシミュレーションして
さまざまな間取りを組み合わせて、自分の思い描く理想の間取りにたどり着くまで
なんどでも書き直してください。
これには、インプットを増やしていくしかないため何度も展示場に足を運ぶか
ハウスメーカーの話を聞くしかありません。
【ハウスメーカー選定】ステップ4 コスト比較をする
ここまでくれば、各ハウスメーカーから見積を出してもらう段取りはできています。
見積は、家づくりの全体像を把握するための重要なステップです。
各ハウスメーカーから見積を比較することで、
サービスや品質、そしてコストの差を具体的に比べることができます。
その際に、坪単価が気になるところですよね。
しかし、公表されている坪単価と実際の見積とは差があることが多いのが現実です。
そのため、実際に支払う金額を基準に坪単価を見ていくことが重要です。
見積を取得する際には、以下のポイントを確認しましょう。
- 基本仕様を確認する
- オプション(標準外)かどうか
- 保証内容
基本仕様を確認する
基本的な建物の仕様や設備、素材などが含まれているか確認してください。
外壁材や屋根材、窓の種類、床材、キッチンや浴室の設備などが含まれます。
照明やカーテンが含まれていない場合もあるので要注意です。
※ミサワホームは、最初からおおよその金額は含まれています。
オプション(標準外)かどうか
オプションとして追加できる設備やサービスが何か、コストはどれくらいかを確認してください。
各ハウスメーカーで標準品は大きく異なります。
LIXILのこのグレードまでは標準。これ以上はプラスαかかりますよ。これは採用できませんよ!
といった場合もあります。
保証内容
ハウスメーカーが提供する保証の内容と期間を確認します。
これには、建物の構造体に対する保証や設備の保証、アフターサービスの内容などが含まれます。
一般的に、大手ハウスメーカーは保証が手厚い傾向にあります。
コストを比較する まとめ
単純に金額だけを比較するのではなく、その中に含まれる内容やサービス、品質なども考慮に入れて比較しましょう。
例えば、同じ金額の見積でも、その中に含まれる設備や仕様、
保証内容などが異なる場合があります。
また、見積に含まれていない項目(例えば、照明やカーテンなど)があるかも確認しましょう。
これらの項目は後から追加されると、予想以上のコストがかかることがあります。
見積はしっかりと比較して、自分にとって最適な選択をしよう!
【ハウスメーカー選定】ステップ5 金額交渉をする!
見積の金額は、交渉することが可能です。
「他店より安くします!」とまでは言いませんが
基本的に、コスト交渉には各社応じてくれます。
※一条工務店など、一部のメーカーは金額が決まっている場合があります。
私も、メーカー営業を10年近く続けているので
有効な交渉術をお伝えすることができます。
- 条件はなるべく近づける
- タイミングを見極める
- 予算を明確に伝える
条件はなるべく近づける
条件がバラバラもしくは、あいまいなまま交渉をしても
百戦錬磨の営業からしたら、論破する材料が豊富にある営業有利な状況になってしまします。
わたしも、戦術としては分かっていたのですが
条件を小出しにしたことで交渉が難しくなってしましました。
いい家を建てるためには、希望や予算を明確に伝えて
打ち合わせを進めていくことで一律の条件で進めていくことが大切です。
出し惜しみなく希望を伝えることが大切だぜ!
タイミングを見極める
営業目線でお伝えします。
商談の重要なポイント以外での価格交渉は、
営業側の作戦を練る時間を与えるだけです。
序盤から安く安くといえば、提案内容をローコストなものに置き換えます。
契約後は、契約したんだから変えられないですよ。
と、押し通されてしまいます。
契約するかしないか、他社からの見積が出てきたタイミング
このピンポイントのタイミングを狙って交渉することが大切です。
そうすれば、営業からすれば
「受注するためには…。」といった立ち位置になるため
価格を検討するしかなくなります。
希望する内容と見積などの条件をそろえて交渉することが大切だぜ!
予算を明確に伝える
先ほどお伝えしたように予算を明確にすることは
他社比較としても重要です。
それだけでなく
「予算をオーバーしているから契約してもらえないかも」と営業は考えます。
それだけでも、予算が明確になっていることで交渉の余地が生まれます。
明確に予算を提示しておけば
その予算内に収まるように、値引もしくはアイディアを
営業は提示してきます。
あいまいな予算感で商談にのぞむと
「もう少し高くても受注できるのではないか」
「もう少し高くても他社に勝てるのではないか」
と、見積金額が吊り上がっていきます。
予算を明確に伝えて、それに収まるように商談を進めるようにしてください。
ハウスメーカー決定までの5つのステップ まとめ
- 土地を決める
- 自分にあうハウスメーカーを考える
- 間取りを練りに練る
- コストを比較する
- 金額交渉する
ステップ1 土地を決める
家づくりの最初のステップは土地選びです。
土地が決まらなければ、建てられる家のサイズや間取りを考えることはできません。
土地の条件や向きによって完成する家は変わってきます。
ステップ2 自分に合うハウスメーカーを考える
自分に合うハウスメーカーは、家族構成や重点するポイントなどさまざまな要因で大きく変わります。
コストを優先するのか、機能を優先するのか、デザインを優先するのかで選ぶハウスメーカーも変わってきますよ。
ステップ3 間取りを練りに練る
ハウスメーカーが絞れてきたら、次のステップでは間取りを練りに練っていきます。
家づくりは、間取りといっても過言ではありません。
ステップ4 コスト比較をする
各ハウスメーカーから見積を比較することで、サービスや品質、そしてコストの差を具体的に比べることができます。
その際に、坪単価が気になるところですよね。
しかし、公表されている坪単価と実際の見積とは差があるので注意してください。
ステップ5 金額交渉をする
見積の金額は、交渉することが可能です。
基本的に、コスト交渉には各社応じてくれます。金額交渉のタイミングには注意してください。
以上のステップを踏むことで、ハウスメーカー選定の流れを理解し、テンポよく良い家づくりを進めることができます。
いい家建てようぜ!
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